富士登山鉄道構想の地元説明会 第5投目

https://news.yahoo.co.jp/articles/65e7b1f94439e1ec9bac96b653a21bf1c76ff57e

 

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山梨県の長崎知事は鳴沢村での説明会を終え、手ごたえを感じたみたいです。

これを見る限りでは周辺自治体では富士吉田市のみが反対のようですね。

 

でもやはり周辺自治体で一番大きい富士吉田市の賛成がないのは痛いですね。

 

あと富士五湖観光連盟会長でかつ、富士急行社長である堀内氏の賛成が取り付けられないのも痛い。

 

富士登山鉄道構想は大いに賛成なんですが、

 

沿線自治体全ての同意は欲しいところ

あと、運営会社には富士急行の参加も欲しいところ

 

かと私は思います。

 

妥協点を見つけられるか、断念するか

 

もう少し様子を見守りたい。

 

 

信貴山口行き準急の話 第3投目

信貴山口行き準急が復活した話でもしよう

2年前の正月の話しです。

 

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https://youtube.com/shorts/9dwbmwDkfak?si=uW3i98NeTJ4oftAK

 

近鉄鶴橋界隈に2両編成の営業列車なんぞ来ませんからね。

しかも準急という優等種別

これはテンション上がりますわな。

 

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始発の大阪上本町駅掲示板にもクッキリ

 

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2410系です。

信貴線には1430系が主に使われていますがそれよりも古い形式、かつ、方向幕ではなく方向板を使うとこあたりがなかなかにくい演出です。

 

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で、終点の信貴山口についたら...

 

撮影会になってた

 

みんな大好き幕回しが始まってましたね

 

https://youtube.com/shorts/jAqlhQN1wR8?si=W46yXbsBePSR-PBq

 

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ここは西信貴鋼索線との乗り換え駅でしてここから高安山へケーブルカーで行けます。

 

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駅の近くに踏切があるので激写しました。

ケーブルカーの踏切は大変珍しいです。

https://youtube.com/shorts/PbZCYRrDM9g?si=wCyaF_kt7TTa1TXI

 

僕は信貴山口行きの準急に乗りたくてここに来ましたがなかなか楽しい乗り旅になりました。

 

コスパもいいしね。

 

信貴線の準急は1957年に西信貴鋼索線が復活開業した時に登場しました。

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新製されたばかりの1460系が起用されたわけでこれで信貴山への参詣輸送が不動のものになるかと思えば...

 

年々激化する通勤ラッシュに2両編成の準急列車では対応出来るはずもなく、1967年に直通準急が廃止されて今は線内折り返し運転のみが走るのが信貴線なのです。

 

長大編成化や複線化が行われて信貴線直通準急がまだ現役だったなら近鉄大阪線の輸送系統もそうだし、信貴山へのアクセス事情も今とは違ったものになっていたかもしれません。

 

信貴山という観光資源へのアクセスルートであり、沿線人口も少なくない信貴線ですが現在は2両の折り返し列車が終日行き来する路線になってます。

 

また直通準急走ってほしいなあ...

 

富士登山鉄道は誰の為に作るの?地元との協調が取れない鉄道新線計画

世界遺産に登録され観光客であふれかえる富士山

車の排ガス問題やゴミ問題が指摘されておりますが、この問題を一気に解決すると期待されている富士登山鉄道計画

 

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しかし計画を推進する山梨県と地元では一番大きい富士吉田市富士五湖観光連盟の強い反対にあっています。

 

この計画は富士スバルラインを改修してそこにLRT規格の電車を走らせるというもの。

 

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自家用車の流入を防ぐとともに入山者の抑制を図るという計画です。

 

既存道路である富士スバルラインと駐車場をつかうので環境への影響はない。

 

運賃は往復1万円か3万円で試算しているが運賃は高めに設定しているので入山者を抑制できて黒字運営できるというのが山梨県の主張ですが、富士吉田市富士五湖観光連盟は真っ向から反対しています。

 

富士吉田市や観光連盟さんの反対意見に重複するかもしれないが私も金持ちしか富士山に行けないのか?と思うから?です。

 

高すぎる。

 

現在富士山駅河口湖駅から五合目までのバスは往復2300円なのに1万円だとすると4倍以上になりますよね。

 

それと懸念点としては、

 

富士山麓電気鉄道(富士急行)との連絡がない

 

この鉄道は1435mmの標準軌で計画されており、富士山麓電気鉄道やJRが採用する狭軌(1067mm)ではないから相互乗り入れが出来ない。

そもそも起点駅予定地は富士山麓電気鉄道の駅からかなり離れているから富士急グループとしては旨みが少ない。

鉄道アクセスでは不便を強いられるということで鉄道とバスで富士山アクセスを担っている富士急行グループにとっては死活問題かもしれない。

 

車でのアクセスが多くなると起点駅に駐車場を設けないといけないから、環境面でも懸念点はあるし渋滞など地元民の生活にもある程度影響が及ぶと考えられる。

 

これは妥協点が見出せない難しい問題かと思う。

 

この問題に関する私の提案としては...

 

起点駅は富士山麓電気鉄道の駅(富士急ハイランド駅が望ましい)と接続すべき

 

そして上下分離を予定している新会社の運営に富士急行は参加すべき

 

かと思います。

 

軌間の問題については普通鉄道とLRTでは規格が違いすぎるので相互乗り入れは現実的ではない。

 

あと、登山鉄道になると搭載する床下機器が多く、狭軌では難しいかもしれないので標準軌で構わないと思います。

 

富士山へのオーバーツーリズム対策、環境対策には有効かと思われ、鉄道ファンにとっても嬉しい富士登山鉄道計画ではありますが、なんとか協調して実現してもらいたいと思っています。

 

 

 

地下線を走る電車あるある

JR京橋駅学研都市線ホームではパンタグラフを上げたり下げたりする光景が見られます。

 

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上がっている状態

 

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降下した状態

 

パンタグラフはもう1箇所ついています。

2箇所ついているうちの片側が京橋駅で上げ下げします。

 

これは京橋からのJR東西線が剛体架線であり離線して電圧が下がるのを防ぐために2パンタ仕様になっているからです。

 

剛体架線ではないシンプルカテナリー式の路線では2パンタである必要性はありません。

#JR西日本

#鉄道好きと繋がりたい